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―フランスで大人気の日本料理教室【本紹介】

こんにちは。

今回はおススメの本を紹介させていただきます。

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本の写真

 

フランス大人気の日本料理教室

(著者)梛木 春幸

こちらは、日本のみならずフランスでも活躍されている、梛木 春幸様が書かれた本です。

 

この方は、高校生レストランのプロデュースや地元・鹿児島の名産品を作ろうと活動されていたりと、その活動の場は多岐にわたります。

ガイヤの夜明けにもご出演され話題な方です。

 

 

今回の本は、その活動の中でもフランスで開かれている日本食のマナー教室や日本文化に関する講演活動に近い内容だと思います。

 

 

 

 

召し上がり方などのマナーももちろん記載されておりますが、

この本の特徴は料理人ならではの知識が記されていること。

 

 

 

土佐煮、利久煮…などなど、

日本食には名前を聞いただけだとどのような料理か想像ができないものもあります。

 

しかしこれらの名前には由来があり、それを知ることでお料理を詳しく知ることができると私は思っています。

 

 

土佐煮とは、鰹節を使用した煮物のこと。

土佐とは高知県を指し、高知県の名産カツオからとられています。

 

 

利久とは、胡麻が使われたお料理につけられる名前。

利休とも書かれることもあります。

日本食に大きな影響を与えた、千利休の好物であった胡麻

千利休への敬意をこめてお料理の名前となっているようです。

”休”という字は、お店にとって休むという縁起の悪いものとなってしまうため、”久”の字があてられることもあります。

 

 

このように、日本食の名前にも由来がありま。

 

 

 

 

マナー教師の書くマナー本ではなく、日本食の料理人の書くマナー本。

 

よくあるマナー本では、得られない知識がたくさん載っており大変面白い本だと思います。

 

知識はひけらかすものではございませんが、持つものを輝かせてくれるものでないでしょうか?

 

 

この機会に、お料理に関する知識を深めていくのもよいかもしれません。

また面白い本があればご紹介させていただきます。

 

 

まひろ